【10月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は6日、同代表DFカイル・ウォーカー(Kyle Walker)が鼠径(そけい)部の手術を受けたと発表した。

 シティが6-3で勝利した2日のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦の前半に負傷していたウォーカーが、W杯カタール大会(2022 World Cup)出場に間に合うかどうかは時間との闘いになる。

 復帰までの期間を明かしていないシティだが、ウォーカーがW杯でプレーする可能性はまだあると考えているとみられる。イングランドは11月21日にイランとの大会初戦を控えている。

 イングランド代表として70試合に出場しているウォーカーは、W杯の登録メンバーにおいて重要な存在になるとみられていた。

 代表では右サイドバックの他、3バックの一角としても起用されている32歳のウォーカーは、ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督に戦術面での多様性をもたらしている。

 仮にウォーカーがW杯の登録メンバーから外れることになれば、リバプール(Liverpool FC)に所属する右SBトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)に道が開かれる可能性もある。

 イングランドは11月13日までに26人の登録メンバーを提出しなければならないため、ウォーカーはあと1か月ほどで自身のコンディションを証明しなければならない。(c)AFP