【10月14日 AFP】アルゼンチンとブラジルの国境にある世界遺産のイグアスの滝(Iguazu Falls)で、豪雨の影響で水量が通常の10倍に増加した。当局は安全のため、観光客向けの主要遊歩道を閉鎖した。

 イグアス国立公園(Iguazu National Park)の職員がAFPに語ったところによると、滝の流量は通常、毎秒150万リットルだが、12日夜には同1450万リットルに到達。水位の上昇により、絶景スポットとして知られる遊歩道「悪魔の喉笛(Devil's Throat)」が一部水没し、閉鎖された。これほどの増水は10月としては「異例」だという。

 アルゼンチン側の遊歩道も11日に閉鎖された。(c)AFP