【10月13日 AFP】欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)は12日、ボスニア・ヘルツェゴビナを加盟候補国として承認するようEU諸国に勧告すると発表した。

 EU加盟27か国が承認すれば、ボスニアは8か国目の候補国となる。現在、トルコ、北マケドニア、モンテネグロ、セルビア、アルバニア、モルドバ、ウクライナの7か国が加盟候補国となっている。

 候補国は、EUの厳格な規定を満たす改革を実施する必要があり、加盟手続きは数年以上かかることがある。また、トルコのように手続きが行き詰まる場合もある。

 欧州委は、ボスニアが「民主主義、国家機関の機能、法の支配、汚職と組織犯罪への対策」に加え、報道の自由の保障と移民管理を改善する必要があると指摘した。(c)AFP