【10月12日 AFP】英王室は11日、チャールズ国王(King Charles III、73)の戴冠式を来年5月6日に行うと発表した。

 戴冠式は、900年以上の伝統にのっとりロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われ、妻のカミラ王妃(Queen Consort Camilla、75)も戴冠する。

 5月6日は、国王の次男ヘンリー王子(Prince Harry)と妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)の長男アーチー(Archie)ちゃんの4歳の誕生日でもある。

 英メディアは戴冠式について、国民が生活費の高騰に苦しむ中で長時間にわたって富を誇示することは好ましくないとの理由から、チャールズ国王が簡素な式とすることを望んでいるとの見方を伝えている。

 王室は、戴冠式の内容は王室の伝統と現代の役割の両方を反映させたものにすると説明。一方で、具体的な形式や招待客のリストは「追って発表する」とした。(c)AFP/Joe JACKSON, Phil HAZLEWOOD