フリッツが米国勢5年ぶりのトップ10入り 最新世界ランク
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【10月11日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが10日に発表され、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2022)で優勝したテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)が、米国勢では約5年ぶりのトップ10入りを果たした。
24歳のフリッツは前週から3ランクアップの8位につけた。米国勢のトップ10入りは2017年11月のジャック・ソック(Jack Sock)以来。楽天オープン決勝でフリッツとの同胞対決に敗れたフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe)も、自己最高の17位に浮上した。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)王者のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は、前週のアスタナ・オープン(Astana Open 2022)で初戦敗退を喫しながらもトップを維持。先日、第1子が誕生したばかりの同胞ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)も2位をキープした。
ナダルの最大のライバルであるノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、アスタナ・オープンで通算90回目のタイトル獲得を果たしたものの、ランキングは7位から変わらなかった。
同大会決勝でジョコビッチに敗れたステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は、けがで戦列を離れているアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と入れ替わりで5位に一つ順位を上げた。
最新ATPランキングは以下の通り。
1位:カルロス・アルカラス/6740ポイント
2位:ラファエル・ナダル/5810ポイント
3位:キャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)/5645ポイント
4位:ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)/5245ポイント
5位:ステファノス・チチパス/5065ポイント
6位:アレクサンダー・ズベレフ/5040ポイント
7位:ノバク・ジョコビッチ/4320ポイント
8位:テイラー・フリッツ/3510ポイント
9位:アンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)/3480ポイント
10位:キャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)/3445ポイント
11位:ホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)/3265ポイント
12位:ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)/3040ポイント
13位:フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)/2950ポイント
14位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/2540ポイント
15位:パブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta、スペイン)/2360ポイント
16位:マッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)/2360ポイント
17位:フランシス・ティアフォー/2240ポイント
18位:ディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)/2110ポイント
19位:カレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)/2035ポイント
20位:デニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)/1925ポイント
(c)AFP