■「むちで打たれ、刑務所に入れられ、殺される」

 アリネジャド氏は、フランスで大臣を務めたセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)氏や、欧州連合(EU)の外交安全保障上級代表(EU外相)だったイタリアのフェデリカ・モゲリーニ(Federica Mogherini)氏ら欧米の女性政治家が、イランを訪れた際にヒジャブを着用したことを痛烈に批判している。

「ヒジャブは、世界中のすべての女性が自分の着たいものを選べるようになって初めて選択肢となり得るのです」

「イランでは7歳の時から、この髪を隠さなければ学校へ行けません。むちで打たれ、刑務所に入れられ、殺されるのです」と、ヒジャブの強制についてアリネジャド氏は、全てのイラン人女性にとっての問題だと語った。(c)AFP/Andréa BAMBINO