【10月11日 AFP】モルドバは10日、ウクライナを標的としたロシアの巡航ミサイルが領空を通過したことを受け、説明を要求するためにロシア大使を呼び出したと発表した。

 ニク・ポペスク(Nicu Popescu)外務・欧州統合相はツイッター(Twitter)への投稿で、「けさ、黒海(Black Sea)のロシア艦船からウクライナに向けた発射された巡航ミサイル3発がモルドバの領空を通過した。ロシア大使を呼び出し、説明を求めるよう指示した」と説明。ロシアが首都キーウなどウクライナ各地の都市で民間施設を攻撃したことに「がくぜんとしている」とし、「ロシアは殺りくをやめなければならない」と訴えた。

 モルドバは、東部のトランスニストリア(Transnistria)地域が親ロシア派勢力によって支配されている。(c)AFP