【10月10日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は10日、ウクライナ各地の都市にミサイル攻撃を行ったことを認め、今後もウクライナが攻撃を続けるならば、さらに「厳しい」報復を行うと警告した。

 同日の攻撃では、少なくとも5人が死亡。各地のエネルギー施設が被害を受けた。

 安全保障会議に出席したプーチン氏は「けさ、国防省の助言と参謀本部の計画に基づき、高精度の長距離兵器でウクライナのエネルギー施設、軍司令部、通信施設に大規模な攻撃を行った」と述べた。

 また、「(ウクライナの攻撃を)放置することはできなかった。もし攻撃が続くなら、ロシアの対応は、脅威のレベルに応じた厳しいものになるだろう」とし、今回の空爆が報復だったことを示唆した。この発言は、テレビ中継された。(c)AFP