リヨンがボス監督解任、後任にはブラン氏を招聘
発信地:リヨン/フランス
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【10月10日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は9日、ピーター・ボス(Peter Bosz)監督を解任し、フランス代表やパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)を率いた経験を持つローラン・ブラン(Laurent Blanc)氏を新指揮官に招聘(しょうへい)すると発表した。
現役時代にフランス代表としてW杯(World Cup)と欧州選手権(UEFA Euro)を制したブラン氏は、2024年6月までの契約を結んだ。同氏は今年2月にカタール1部のアル・ライヤンSC(Al-Rayyan SC)を退任してから、現場を離れていた。
ここ3シーズンで2度目となる欧州大会出場権獲得を逃していたリヨンは、リーグ戦開幕5試合で4勝1分けと絶好のスタートを切っていたが、その後4連敗。7日にホームでトゥールーズ(Toulouse FC)と1-1で引き分けたことがきっかけとなり、ボス監督は不調の代償を支払うことになった。
今季10試合を終えて勝ち点14の9位に沈むチームを引き継ぐブラン氏の初陣は、16日のレンヌ(Stade Rennes FC)戦となる。
ブラン氏は2008-09シーズンにボルドー(FC Girondins de Bordeaux)をリーグ1制覇に導くと、2013-14シーズンから率いたPSGではリーグ3連覇を果たしている。(c)AFP