【10月9日 AFP】世界柔道選手権(2022 World Judo Championships)は8日、ウズベキスタン・タシケントで3日目が行われ、ここまで金メダルを独占していた日本勢は男子73キロ級の橋本壮市(Soichi Hachimoto)と女子57キロ級の舟久保遥香(Haruka Funakubo)がいずれも銀メダルとなった。

 舟久保はラファエラ・シルバ(Rafaela Silva、ブラジル)に技ありで敗戦。シルバは薬物違反による2年間の出場停止処分を科され、連覇の懸かる昨年の東京五輪には出場できなかったが、その後に処分が明け、今回9年ぶりに世界選手権のタイトルを獲得した。

 2017年大会を制している橋本は、東京五輪銅メダリストのツォグトバートル・ツェンドチル(Tsend-Ochir Tsogtbaatar、モンゴル)との決勝で、延長戦の末に技ありを奪われた。

 日本勢は2日目までの4種目全てで金メダルを獲得していた。(c)AFP