【10月5日 CGTN Japanese】北京市西城区広内街道感化胡同(フートン)3号の敷地内に4日、高齢者向けレストラン「智能方」がオープンしました。

 感化胡同3号は1980年代に建設された古い住宅団地で、入居者は540世帯余り、高齢者が多く住んでいます。高齢者の多くは体に不自由が伴い、子どもと同居していないため、毎日の食事問題が難題となっています。

 高齢者の食事問題を解決するため、広内街道(都市の末端行政機構)は2022年、団地内にある廃業した小さな店舗を高齢者向けレストラン「智能方」に改築しました。同レストランは60歳以上の高齢者向けに「1キロ範囲のデリバリーサービス」を提供するもので、高齢者はレストランでの食事とデリバリーの2種類のサービスを選択できます。要介護・知的障害者や身体障害者に対しては、高齢者向けレストランは無料で自宅まで食事を届けるサービスを提供し、配達員は10分以内に温かい食事を届けることができます。

 レストランで料理を受け取って、トレーをスマート決済システムにかざせば、ディスプレイに料理の名前と請求書が表示されます。高齢者は現金または電子マネーを選択して決済を済ませることができるほか、顔認証による支払いも可能です。さらに、食事後、スマートデバイスは今回の食事の栄養構造を高齢者のスマートフォンに送信し、高齢者が次回の食事を注文する際に、自分の状況に応じて合理的な選択ができるようになっています。

 広内街道に住む張さんは、「家のすぐ近くで私たち高齢者のためにカスタマイズされた栄養たっぷりの料理を食べることができる。スマート決済に顔認証、さらに栄養成分もはっきりとわかる。便利で衛生的でうれしい」と話しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News