アタランタに罰金170万円、フィオ会長への差別的チャントで
発信地:ミラノ/イタリア
このニュースをシェア
【10月5日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのアタランタ(Atalanta)は4日、フィオレンティーナ(Fiorentina)のオーナーに対してファンが「地域に関する不快な」チャントを浴びせたとして、1万2000ユーロ(約170万円)の罰金を科された。
リーグ側は、2日に行われたアタランタ対フィオレンティーナ戦で、フィオレンティーナのロッコ・コミッソ(Rocco Commisso)会長がイタリア南部の出身であることをからかうようなチャントがあったため、罰金を科すと発表した。
72歳のコミッソ会長は、イタリア半島最南端のカラブリア(Calabria)州の出身だが、幼少期に米ニューヨークへ移住。米国の市民権を取得すると、その後はメディア界の富豪となった。
フィオレンティーナは、今回のチャントを人種差別と表現している。イタリアでは、アタランタの本拠地があるベルガモ(Bergamo)県など、割合に裕福な北部で黒人が差別されてきた歴史があり、南部の人に対するチャントは「地域差別」と呼ばれ、黒人に対する人種差別と同様に重く受け止められる。(c)AFP