【10月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は4日、グループD第3節が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はハリー・ケイン(Harry Kane)と孫興民(Son Heung-min、ソン・フンミン)がチャンスを生かしきれず、アウェーでフランクフルト(Eintracht Frankfurt)と0-0で引き分けた。

 ホームのフランクフルトは、日本代表MF鎌田大地(Daichi Kamada)が攻撃をけん引して序盤を優勢に進めた。

 一方のトッテナムはケインが前半最大のチャンスを迎えるも、味方からのボールに合わせられなかった。40分には孫がゴールを狙ったが、シュートはポストの脇をかすめていった。

 後半を勢いよくスタートしたのはフランクフルトの方で、アンスガー・クナウフ(Ansgar Knauff)がアクロバチックな体勢からゴールを狙うも、シュートはGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)に阻まれた。フラストレーションが高まった試合終盤には、長谷部誠(Makoto Hasebe)がケインのイエローカードを誘った。

 先に行われた同組の試合では、2連勝で首位に立っていたスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)がオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に1-4で敗戦。トッテナムとフランクフルトは勝てば首位に浮上する可能性があったが、勝ち点1を分け合って4ポイントで並ぶ結果となった。12日には英ロンドンで再戦が控えており、今回より重要な一戦になるとみられる。(c)AFP