【9月22日 AFP】テニス、韓国オープン(Korea Open 2022)は21日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第6シードのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)は世界ランキング126位の内島萌夏(Moyuka Uchijima)を6-2、6-4で下した。初戦を突破したラドゥカヌは、韓国でのプレーを非常に気に入っていると語った。

 先日の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)では連覇を逃した19歳のラドゥカヌだが、この日は第1セットをあっさり先取すると、第2セットはさらにペースを上げて20分足らずで5-0とリード。そこから崩れはしたが、立て直しを見せて16強入りを果たした。

 ラドゥカヌは試合後、韓国での大会出場について「とても居心地の良さを感じている。全てがすごく良い。とてもきれいだし、食事も素晴らしい」とコメント。「ファンの応援も素晴らしい。練習を見るのに3時間待ってくれた人もいた。とにかく韓国でできるだけ長く過ごせるようにしたい」と話した。

 昨年の全米オープンで衝撃的な優勝を収めた後は勢いが続かず、自己最高10位を記録した世界ランクは現在77位まで後退しているラドゥカヌ。2回戦では、リンダ・フルビルトバ(Linda Fruhvirtova、チェコ)を6-1、6-4で下したヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer、ベルギー)と対戦する。(c)AFP