【9月21日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2022)は21日、シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位で大会第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は6-4、6-2で予選勝者のデスピナ・パパミカイル(Despina Papamichail、ギリシャ)を下し、準々決勝に駒を進めた。

 過去に2度の四大大会(グランドスラム)優勝を経験しながら、今年は「浮き沈みの激しい」シーズンとなっているムグルサは、「違う感覚」で一年を終えられるようにしたいと試合後に話した。

 今季を世界ランク3位で迎えたムグルサだが、今年は1大会で3勝以上上げたことがなく、今月にはトップ10から陥落。今季だけで初戦敗退は6度あり、先日の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)では2本のマッチポイントを握りながらペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)に3回戦で敗れた。

 そうした中でこの日はうれしい勝利となったが、底を脱したかを判断するには時期尚早だとし、「ここまで苦しい、少し浮き沈みの激しいシーズンになっている。ここからの終盤の大会で違う感覚を得られるかは分からないが、それが目標」とコメントした。(c)AFP