【9月18日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは17日、第8節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)の今季初得点など3-0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に勝利し、暫定首位に立った。

 グリーリッシュがようやく本領を発揮したシティは、敵地モリニュー・スタジアム(Molineux Stadium)で先制するまで56秒しか必要としなかった。

 さらにシティは、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が今季公式戦10試合で14点目を決めてリードを拡大。公式戦7試合連続得点をマークしたハーランドは、プレミアリーグで史上初となるデビューからのアウェー戦4戦連発を達成している。

 その後グリーリッシュの腹部にスパイクを入れたネイサン・コリンズ(Nathan Collins)が退場となり、ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)の反撃の芽はついえた。

 フィル・フォーデン(Phil Foden)の3点目で試合を締めくくったシティは、18日にアウェーでブレントフォード(Brentford FC)と対戦するアーセナル(Arsenal)に2ポイント差をつけた。

 トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は開幕から無得点が続いていた孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)が13分間でハットトリックを達成するなど、レスター・シティ(Leicester City)に6-2で勝利した。

 途中出場の孫が2本のロングシュートを含むチーム最後の3点を挙げたトッテナムは、暫定ながらも2位に浮上した。

 開幕から8試合連続ノーゴールだった孫は、先発落ちを告げたアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督に最高の形で答えを返した。

 チームがリーグ戦7試合で5勝目を挙げた試合後、孫は「今季はフィニッシュが物足りなかった。少し不運でもあった。ゴールがやってくることは分かっていたし、心配はしていなかった」とコメントした。

 一方レスターは6連敗となり、ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督へのプレッシャーはさらに増すこととなった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS