「神よ王を守りたまえ」 世界のメディアがフェデラーを称賛
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■「ショットメーキングと気品」
フェデラーが現役を引退するというニュースは、さらに遠い場所でも大きく報じられた。
中国・上海のニュースサイト「澎湃新聞(The Paper)」は、フェデラーがかつて同都市を「第二の故郷のよう」だと呼んだことを再び取り上げつつ、長きにわたって上海マスターズ(Shanghai Rolex Masters)をサポートしてくれたと称賛した。
上海マスターズで2度の優勝を誇るフェデラーは、他の出場選手に関係なく最も人気を集めた選手だった。
インド紙インディアン・エクスプレス(Indian Express)は、「スーパーアスリートというより、現代スポーツにおける真の偉人」と評した。
また、フェデラーの引退と時を同じくして、19歳のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)を制し、世界ランキング1位に浮上したのは「節目の瞬間」だと同紙は述べている。
米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、フェデラーが「ラケットを投げつけるスイスのティーンエージャー」から、いかにして「世界で最も洗練されたアスリートの一人」に成長していったかを伝えた。
グランドスラムの優勝回数では、通算22勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と同21勝のジョコビッチに軍配が上がるかもしれないが、どちらもフェデラーほど優雅にはその快挙を成し遂げなかった同紙は指摘。
「動くというより流れるという感じだった」とそのプレーを伝え、「フェデラーはショットメーキングやコート内外での気品で、20年以上にわたって世界中のテニスファンを魅了した」と締めくくった。(c)AFP