【9月16日 AFP】女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は15日、現役引退を表明した男子のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)について、常に感銘を受け尊敬の念を抱いていたと話すとともに、「引退クラブ」への仲間入りを歓迎した。

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 四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇る41歳のフェデラーは同日、英ロンドンで次週開催される欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup 2022)限りで引退することを発表した。

 同23勝のセレーナ自身も先日、テニスから離れて「進化する」として引退をほのめかし、前週の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)が現役最後の大会になるとみられている。

 セレーナは自身のインスタグラム(Instagram)で、「あなたがこの競技をやめるさまは雄弁で、そのキャリアと同じように完璧だった。私も完璧な伝え方を見つけたかった」と切り出し、「あなたをいつも尊敬していたし、感銘を受けてきた。私たちが歩んできた道は、いつだって非常に似ていて、ほとんど同じだった。私を含め、あなたは数え切れないほど大勢の人々に刺激を与えた。それは、決して忘れられないでしょう」とフェデラーを称賛した。

 セレーナはまた、自身のキャリアが完結したと認めるかのように、フェデラーを「引退クラブ」へ歓迎するとも話した。

「あなたに拍手を送るとともに、あなたがこれから行う全てのことを楽しみにしている。引退クラブへようこそ。ロジャー・フェデラーでいてくれて、ありがとう」 (c)AFP