鼻手術のハレプ、今季終了を発表
発信地:ブカレスト/ルーマニア
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【9月16日 AFP】女子テニスの元世界ランキング1位で、先日鼻の手術を受けたシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は15日、今季中には復帰しない意向をSNSで明かした。
ツイッター(Twitter)とインスタグラム(Instagram)を更新した30歳のハレプは、鼻にテープを貼って病院のベッドに横たわる自身の写真を添え「回復にどれだけ時間がかかるか分からない。確かなのは、今年はどの公式戦にも出場できないということ」と投稿。「2022年シーズンは終了。(中略)2023年にまたコートで会いましょう」とつづった。
ハレプは先日「鼻の問題にしばらく苦しんでいたが、この夏に悪化し、呼吸がしづらくなっていた」と明かし、「手術が問題を解決する唯一の手段」と説明していた。
2018年の全仏オープン(French Open 2018)と2019年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)を制したハレプだが、今年は世界ランキングでトップ20から陥落した時期もあり、全仏オープンでは2回戦敗退に終わった。
それでも、その後ウィンブルドンで準決勝まで進むと、ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)では優勝。8月には6位まで世界ランキングを戻し、目標としていたトップ10復帰を果たしたが、先日の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)では1回戦でダリア・スニグル(Daria Snigur、ウクライナ)に敗れていた。(c)AFP