【9月15日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は14日、グループE第2節が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は終盤の失点でレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)と1-1で引き分けた。初陣を白星で飾れなかったチェルシーのグラハム・ポッター(Graham Potter)監督は、「細かい点を改善」しなければならないと認めた。

 本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)にザルツブルクを迎えたチェルシーは、ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)のゴールで後半開始早々に先制し、ポッター監督の初陣で順調に勝利に向かっていた。

 しかし、拙い守備のつけを払わされることになったチェルシーはノア・オカフォー(Noah Okafor)に同点弾を許し、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)前監督の解任を受けてチームを率いることになったポッター監督は勝ち点1の獲得にとどまった。

 チェルシーのパフォーマンスは迫力を欠くもので、高額を支払って集められ、トゥヘル前監督から受け継いだチームの欠陥を修正するためにポッター監督が取り掛からねばならない任務の大きさを強調する結果となった。

 ポッター監督は「失点すればいつだっていら立つ。全体を通して守備のパフォーマンスは非常に良かった。細かい点をとにかく改善しなければならない」とコメントした。

「結果については残念に思う。良い形で得点を決めたが、後半は少し迷走してしまった」

「選手たちにとって簡単ではなかった。ここ数日間、彼らはわれわれに非常にうまく対応してくれ、その姿勢は素晴らしいものだった。勝ち点3を得られなかったという事実以外に不満はない」

 同組の他の試合では、ACミラン(AC Milan)がディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)を3-1で下し、勝ち点を4に伸ばして首位に浮上した。

 オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)のPKで前半終了間際に先制したミランは、アレクシス・サーレマーカース(Alexis Saelemaekers)とトンマーゾ・ポベガ(Tommaso Pobega)にも追加点が生まれ、チャンピオンズリーグのホームゲームでは9年ぶりの白星を挙げた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS