エリザベス英女王死去、スコットランド独立論再燃の引き金に
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■「王位継承の瞬間は非常に弱い」
チャールズ国王は皇太子時代、気候変動などさまざまな問題に対する積極的な発言で知られている。しかし立憲君主制における国王となった今、政治的な問題、特に独立問題には一切触れないようにしなければならない。
エリザベス女王は2014年の住民投票の前に唯一、スコットランド人が「将来について極めて慎重に考えることを願っている」と語ったことがあるが、それ以外、独立について発言したことはなかった。
憲法学者でグラスゴー大学(University of Glasgow)教授のアダム・トムキンス(Adam Tomkins)氏は、スコットランド紙ヘラルド(Herald)に「王位継承の瞬間は非常に弱く、もろくさえある」と指摘。チャールズ国王が「母親を見習って思慮深さを保てるかどうか」が、君主制の成否を決める喫緊の課題だと述べた。(c)AFP/Anna MALPAS