【9月19日 AFP】スイス西部の山村レディアブルレ(Les Diablerets)の上、ツァンフルロン(Tsanfleuron)の登山道の横にある雪原の観光地「グレイシャー3000(Glacier 3000)」に立てられている「#Glacier3000」の文字の看板。

 少なくとも約2000年前の古代ローマ時代からセクスルージュ(Scex Rouge)氷河とツァンフルロン氷河を結ぶルートを覆っていた厚い氷の層が、完全になくなってしまった。

 降水量の少ない冬に続き、この夏ヨーロッパを襲った熱波はアルプスのこれらの氷河に破滅的な打撃となり、溶解のペースが加速している。(c)AFP