【9月9日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は8日、解任したトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)前監督の後任に、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)を率いていたグラハム・ポッター(Graham Potter)監督を招聘(しょうへい)したと発表した。

 チェルシーは、5年契約を結んだポッター新監督の「進歩的なサッカーと革新的な指導」を称賛。魅力的で戦術的にも練られたパフォーマンスを選手に求めつつ、昨季のブライトンを9位に導いた47歳のポッター監督は、今季も同チームを4位に押し上げており、古巣での功績から広くたたえられていた。

 ポッター監督は「素晴らしいフットボールクラブであるチェルシーFCを代表することになり、信じられないほど誇らしく興奮している」とコメントした。

「チェルシーの新しいオーナーグループと手を組み、素晴らしい選手たちに会って仕事をして、素晴らしいファンが誇りを持てるチームや文化を発展させるのが楽しみ」

「この機会を与えてくれたブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンにも心からの感謝を伝えたい」

 シーズン開幕からわずか7試合でトゥヘル監督を解任したチェルシーのトッド・ボーリー(Todd Boehly)オーナーは、自身が持つクラブの未来像に完璧に適合するのがポッター新監督だと確信している。

 ボーリー・オーナーは「グラハムをチェルシーに連れてくることができ興奮している。彼はプレミアリーグで実績がある指導者で、クラブ像に適合する革新的な人物」とコメントした。

「彼はこれまで指揮を執ったクラブで大きなインパクトを残しており、チェルシーで彼が前向きな影響を与えることを楽しみにしている」 (c)AFP