【9月8日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2022)は7日、第17ステージ(アラセナからモナステリオ・デ・テントゥディア、162.3キロメートル)が行われ、EFエデュケーション・イージーポスト(EF Education-Easypost)のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran、コロンビア)が区間優勝し、全グランツール(三大ツール)でのステージ制覇を達成した。チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)の前回王者プリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)はけがで棄権した。

 大会4連覇を狙ったログリッチは、総合トップに立つクイックステップ・アルファビニール(Quick-Step Alpha Vinyl)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)とのタイム差を縮めようとしていた前日の第16ステージで落車し、その際のけがで今ステージ前にリタイアが発表された。

 第17ステージを終え、エベネプールと2分1秒差の総合2位にモビスター・チーム(Movistar Team)のエンリク・マス(Enric Mas、スペイン)、4分51秒差の同3位にUTE(UAE TEAM EMIRATES)のフアン・アユソ(Juan Ayuso、スペイン)がつけている。(c)AFP