【9月7日 CGTN Japanese】中国工業情報化部が6日に開いたハイエンド設備製造業の発展に関する記者会見で明らかになったところによりますと、2021年の中国の産業用ロボット生産台数は36万6000台に達し、世界最大の産業用ロボット市場の座をキープしました。中国のロボット産業の規模は近年、速いスピードで拡大しています。 

 2021年のロボット産業の営業収入は1300億元(約2兆6000億円)を超え、2015年の11倍になりました。産業用ロボットは経済の168の産業で応用されています。統計によりますと、2021年の中国製造業における「ロボット密度」は労働者1万人当たり300台を超え、2012年の約14倍になり、中でもサービスロボットや特殊ロボットが教育、医療、物流などの分野で大活躍し、新産業・新モデル・新業態を次々と生み出しています。

 中国工業情報化部は今後、産業用ロボットに関する基準や検査、認証システムを整備し、産学研連携による課題解決を支援し、専用材料やコア部品、加工プロセスなどの面における産業の弱点の補完を加速させ、より多くのハイエンド化・スマート化製品を作り出していくとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News