【9月7日 AFP】昨年ボクシングを引退したフィリピンのマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)氏(43)が6日、来年1月にサウジアラビアでエキシビションマッチを開催することを検討していると明かした。

 元8階級王者のパッキャオ氏は、サウジアラビアの首都リヤドで元スパーリングパートナーのジャベール・ザヤニ(Jaber Zayani、フランス)と対戦することについて、話し合いを行う予定だという。

 以前に現役復帰を否定しているパッキャオ氏は、故郷のジェネラルサントス(General Santos)市からAFPの電話取材に応じ、「間もなく話し合いを始める」とコメントした。

 パッキャオ氏は現在、韓国ソウルで12月に行う格闘系ユーチューバー、DK・ユー(DK Yoo)とのチャリティーマッチに向けて準備している。パッキャオ氏が「真剣勝負に向けたトレーニングと同じ準備をする」と話した試合は、6ラウンド制で体重制限がなく、体格で劣るパッキャオ氏には不利にはたらく可能性がある。主催者によれば、収益の大半はロシアの軍事侵攻で荒廃したウクライナの復興に充てるという。

 現役時代にパッキャオ氏のライバルだったフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)氏は、総合格闘家の朝倉未来(Mikuru Asakura)と9月25日に日本でエキシビションを行う。(c)AFP