【9月7日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第5シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は6-4、7-6(7-4)のストレートでアイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic、オーストラリア)に勝利し、アフリカの女子選手では初となる全米オープン準決勝進出を決めた。

 ジャバーはこれで、アフリカ女子選手初の決勝進出を果たした7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)に続く四大大会(グランドスラム)ベスト4入り。次は第12シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を破った第17シードの好調キャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)と対戦する。

 トムリャノビッチは、今大会限りでの引退を示唆していたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を3回戦で破るなどして準々決勝に勝ち上がってきたが、この日はダイナミックなジャバーに苦戦。さまざまなプレーを巧みに使い分けるジャバーは、試合開始から攻勢を続けて勝利を収めた。(c)AFP/Rob Woollard