【9月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は6日、グループF第1節が各地で行われ、前年王者レアル・マドリード(Real Madrid)はFWカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が負傷交代するなど前半は苦戦したが、後半に立て直してセルティック(Celtic)を3-0で下した。

 膝のけがでベンゼマがベンチに下がったレアルは56分、ビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)のゴールでアウェーで均衡を破ると、その4分後にはルカ・モドリッチ(Luka Modric)が冷静にシュートを決め、すぐさまリードを拡大。77分にはエデン・アザール(Eden Hazard)にも得点が生まれ、今季開幕から続く公式戦の全勝を維持した。

 イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)の監督として臨んだセルティック・パーク(Celtic Park)での3試合で、一度も勝利したことがなかったレアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「ここでは手を焼くことになる」とコメント。

「このチームに対してこの雰囲気で、特に前半は苦戦した」と振り返りつつ、「後半は非常に良いプレーができ、とても満足している。試合はいつも思い通りにいくわけではないが、チームは良くない状況での苦しみ方を心得ている。後半は至高だった」と語った。

 ベンゼマの負傷については「心配なさそうだが、あすの検査を待たねばならない」と話し、「最初の評価では、一切深刻なものではなさそうだ」と説明した。

 同組の他の試合では、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)がアウェーでRBライプツィヒ(RB Leipzig)に4-1で勝利している。(c)AFP/Kieran CANNING