ロシア軍元兵士、内部事情を暴露 フランスで亡命申請へ
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■恐怖で支配された軍隊
軍病院に入院した後、健康上の理由で除隊しようとしたが、上官から、前線に復帰しなければ調査対象になると脅された。8月に退院すると、ネット上に内情を暴露し、所在を察知されないようロシア国内を転々とした後出国、チュニジア経由でフランスに入国した。
フィラティエフさんは、ロシアや世界の人たちにどのようにしてこの戦争が起きたのか、なぜ今も人々が戦っているのか知ってもらうために告発に踏み切ったという。
ロシア兵が戦っているのは「戦いたいからではなく、除隊が極めて難しい状況に置かれているためだ」と説明する。そして「軍隊やロシアの社会全体が恐怖によって支配されている」と強調した。
フィラティエフさんは、戦争を支持しているのは兵士の10%にすぎず、残りは恐怖で声を上げられないと考えている。
フランスで亡命が認められれば、「戦争が終結するよう活動」したいと話すフィラティエフさん。「ウクライナに送られたり、この戦争に関わったりするロシアの若者はできるだけ少ない方がいい。彼らにはウクライナで何が起きているのか知ってほしい」 (c)AFP
