【9月4日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2022)は3日、第4節が行われ、南アフリカが24-8でオーストラリアに勝利。敵地では9年ぶりとなる白星を挙げて大会での連敗も止めた。

 前週よりも内容を大きく改善させた南アフリカは、ダミアン・デ・アレンデ(Damian de Allende)と代表デビュー戦のケイナン・ムーディー(Canan Moodie)のトライで前半に12-3のリードを奪うと、後半もフランコ・モスタート(Franco Mostert)とマカゾレ・マピンピ(Makazole Mapimpi)がトライを奪取し、前節17-25で敗れた雪辱を果たした。

 敵地でのオーストラリア戦は2013年を最後に8試合勝利がなかった南アフリカだが、これで4トライによるボーナスポイントも獲得し、首位ニュージーランドとは勝ち点1差。残りは今節ニュージーランドに3-53で大敗したアルゼンチンとの2試合となっている。

 敗れたオーストラリアも勝ち点9で並んでいるが、またしても連勝を逃し、今季は安定感のない戦いが続いている。2015年以来の南半球ナンバーワンを目指すオーストラリアだが、この後はオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)との難しい2試合が待っている。(c)AFP/Martin PARRY