【9月2日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は2日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南東部のザポリージャ(Zaporizhzhia)原子力発電所を国際原子力機関(IAEA)調査団が訪れたのは「極めて前向きだ」と評価した。

 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は「一般的に言って、すべての困難や問題にもかかわらず、調査団が到着して職務を開始したのは極めて前向きだ」と述べた。

 ただ、調査団の職務を評価するのは「時期尚早」だと指摘した上で、「重要なのは調査団がそこにいることだ」と述べた。

 IAEAのラファエル・グロッシ(Rafael Grossi)事務局長が1日に同原発を訪れた後も、調査団の数人が原発での任務を継続している。(c)AFP