【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-7(5-7)、3-6のストレートで大会第19シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)に敗れ、3度目の大会制覇の夢は初戦で終わりを迎えた。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝を挙げ、2018年と2020年にこの大会を制している大坂は、自身と同じ強打のコリンズとの1回戦で、序盤にブレークを奪ってゲームカウント3-0のリードを築く好調な立ち上がりを見せたが、そこから相手に巻き返され、タイブレークの接戦の末に第1セットを落とした。

 両者ともに何本か強烈なショットを披露する中で、第2セットはどちらが先に引き下がるかの展開になったが、大坂は第8ゲームでサービスゲームをブレークされ、3-5と追い詰められた。続くゲームではポイント40-15とし、試合に生き残るのに必要なブレークバックのチャンスをつかみかけたが、ここから反撃されてジュースに持ち込まれると、最後は相手の1本目のマッチポイントでリターンが長くなった。

 元世界ランキング1位の大坂だが、この1年は調子が安定せず同44位まで下降している。一方、今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)で準優勝しているコリンズは、2回戦でクリスティーナ・ブクサ(Cristina Bucsa、スペイン)と対戦する。(c)AFP