【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は4-6、6-2、6-3、6-3でリンキー・ヒジカタ(Rinky Hijikata、オーストラリア)から逆転勝ちを収めた。

 世界ランク198位のヒジカタに第1セットを奪われながらも勝利したナダルは、大会通算65勝目を挙げている。

 優勝した2019年大会以来の全米出場となったナダルは「戻ってこられてうれしい。ここでのプレーは久しぶりだった。もう戻ってこられないかもしれないと思っていた」とコメントした。

 四大大会(グランドスラム)本戦初出場のヒジカタは、ゲームカウント3-3の場面でブレークを奪うと、11本打ち込んだウイナーも手伝って第1セットを先取した。

 しかし、ナダルはすぐさま本領を発揮して2ブレークを奪い第2セットを取り返すと、第3セットも1ブレークアップで奪取。最後は5回目のマッチポイントをものにした。

 グランドスラム通算23勝目と今季同3勝目を目指すナダルは、2回戦でファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)との対戦が決定。フォニーニ戦の通算成績を13勝4敗としているナダルだが、2015年大会の3回戦では2セット先取しながらも逆転負けを喫している。(c)AFP