ラドゥカヌが全米OP敗退 前年女王の1回戦負けは史上3人目
発信地:ニューヨーク/米国
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【8月31日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、前年女王で大会第11シードのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)はアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)に3-6、3-6で敗れ、初戦で姿を消した。
全米オープンの女子シングルスでの前回覇者初戦敗退は、2005年のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova)氏、2017年のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に続きラドゥカヌが大会史上3人目となった。
一方、世界ランキング40位で32歳のコルネは要所要所で絶妙なドロップショットを連発し、これまでの経験を生かして19歳のラドゥカヌを出し抜いた。
7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)でも世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)相手に番狂わせを起こしていたコルネは、ここ最近の改善は成熟によるものだと考えている。
コルネは「自分の感情をうまく操っているだけだと思う。それだけ」とコメントした。
また、ウィンブルドン女王で第25シードのエレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)も精彩を欠き、同131位のクララ・ビュレル(Clara Burel、フランス)に4-6、4-6で敗れ、初戦敗退となった。(c)AFP/Rob Woollard