【9月12日 AFP】女子テニスで四大大会(グランドスラム)通算23勝を挙げているセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、四半世紀以上にわたる現役キャリアで、プレーだけでなく出場時のウエアでも見る人の目を引いてきた。

 ここでは、その中でも特に印象的なウエア10着を振り返る。

■2002年全米オープン キャットスーツ

 2回目の優勝を飾った2002年の全米オープン(US Open Tennis Championships)で、セレーナはポリウレタンのキャットスーツを着用した。一部の報道陣が困惑する中、1回戦終了後の会見ではウエアの話題が大多数を占めた。

■2004年全仏オープン ナイキのピンクウエア

 2004年の全仏オープン(French Open)には、上下に分かれたナイキ(Nike)の色鮮やかなピンクのウエアで出場した。ヘッドバンドには「S」の文字が入り、あらわになったへそにはピアスがついていた。

■2004年全米オープン バイカー風ウエアとレザーブーツ

 同年の全米オープンでセレーナがまず気にしたのは、通常のテニスシューズではなく、膝丈のブーツでの出場が認められるかどうかだった。「これを履いてもプレーできる。間違いない」と話したセレーナだが、結局ブーツは脱ぐことになった。

■2008年ウィンブルドン 白のトレンチコート

 2008年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)は、決勝で姉のヴィーナス(Venus Williams、米国)に敗れたセレーナだが、大会の最初に白のトレンチコートでセンターコートに登場し、存在感をアピールした。

■2014年全米オープン ぴったりしたピンクのヒョウ柄ウエア

 2014年の全米オープンでは、昼間の試合ではピンク、夜は黒のヒョウ柄ウエアをまとったセレーナ。ナイキはそれを「ナイキの猛烈なセレーナドレス」と呼んだ。

 選手仲間のエレナ・ベスニナ(Elena Vesnina、ロシア)は、米紙USAトゥデー(USA Today)に対して「彼女は体の曲線を出そうとしている。いいことだと思う。誰だって自分の体の一番自慢できるところを見せたいし、見せたくない部分は隠すもの。あのウエアを着た彼女はとても素敵に見える」と話した。