【8月25日 CGTN Japanese】中国南西部の四川省(Sichuan)では、連日の干ばつで河川の水位が下がり、世界遺産の楽山大仏(らくさんだいぶつ)の足底や土台まで現れ、全身がとことん見える絶景が話題を呼んでいます。

「仏像は一つの山、山は一体の仏像」と言われる世界最大級の石仏・楽山大仏は、四川省の楽山市(Leshan)に位置し、岷江、青衣江、大渡河が合流するところに座っています。高さは71メートルで、奈良の東大寺の大仏の5倍に当たります。

 この夏、四川省では異例の猛暑に見舞われ、干ばつが続き、長江上流の河川の水位が急激に下がり、一部のエリアでは河床が現れ、楽山大仏の足底や土台も見えるようになりました。現地では24日から雨が降り始め、干ばつが緩和され、水位も次第に戻ると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News