【8月24日 AFP】英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は24日、独立記念日を迎えたウクライナの首都キーウを電撃訪問し、ロシアの侵攻を受けるウクライナの人々の「抵抗への強い意志」を称賛した。

 この日は、ロシアの侵攻開始からちょうど半年の節目でもある。ジョンソン氏は記者団を前に、ウクライナ人の強い意志はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が「理解できなかったことだ」と説明。ウクライナ国民に向けて「あなた方は、平和に、自由に生きる権利を守っている。それが、ウクライナが勝利する理由だ」と語りかけた。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はジョンソン氏と会談し、同国の主権擁護へ尽力した人物に贈られる「自由勲章(Order of Liberty)」を授与。「英国はわれわれを勝利に近づけてくれる。われわれは、その勝利を確信している」と述べた。

 英国は2月24日にロシアが侵攻を開始して以来、ウクライナを強く支援しており、同国軍に装備品や資金、訓練を提供している。(c)AFP