【8月25日 CGTN Japanese】中国・南アジア発展協力対話会議が23日、北京で開かれました。今回の会議は「互恵協力を強化し、共に地域の発展に取り組む」をテーマにし、南アジア地域の情勢、当面の発展が直面するチャンスと課題および中国・南アジア発展協力の将来性などの議題について交流を行いました。

 2020年以降、中国は南アジア諸国と共に努力してオンライン研修を積極的に展開し、経済、貿易、行政、農業、林業、牧畜、漁業など各分野に関わる人材を約3800人育成してきました。次の段階として、中国は貧困削減、感染症対策、食糧安全保障、気候変動などの重点分野をめぐって地域諸国と協力していくことを望んでいます。

 中国国家国際発展協力署の鄧波清副署長は、「われわれは『南南協力援助基金』を統合して『世界発展と南南協力基金』に格上げするとともに、30億ドルをベースにさらに10億ドルを増資して世界発展事業への投資を拡大する。間もなく世界発展促進センターを設立して世界共有発展行動フォーラムを開催する。これらの措置は南アジア地域の発展促進にとって重要な意義を持つ」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News