【8月25日 CGTN Japanese】世界保健機関(WHO)は23日、中国がワクチン国家管理システムの審査を通過したと発表しました。これは、中国に統一された管理システムが安定的で良好に運営されていることを意味するだけでなく、中国のワクチン製品が海外に進出し、世界の公衆衛生事業の発展を後押しするために良好な条件を整えたことも意味します。

 WHOのワクチン国家管理システムに対する審査は、それぞれの国のワクチン管理能力を評価する上で重要な取り組みかつ効果的な手段であり、一国のワクチン管理水準を科学的かつ全面的に評価することができる、世界的に認められた審査です。中国のワクチン管理システムは2011年、2014年の2回にわたって審査を通過しており、今年7月にWHOが審査基準をアップグレードしたのに伴い、新たに全面的な審査を受けたものです。今回の審査では、指標が大幅に増加して内容がより包括的になり、基準がいっそう厳格になりました。

 WHOの駐中国代表は、「ワクチンの主要生産国である中国の公衆衛生にとって非常に重要であるだけでなく、世界のワクチン供給を確保するためのより強力な基盤を築くことになり、中国とWHOがパートナーシップを強化し、より健康で安全な世界を共につくり上げる上でいっそうプラスになる」と語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News