【8月25日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は24日、プレーオフ第2戦が各地で行われ、グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)はアントニオ・チョラク(Antonio Colak)の得点でPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)を1-0で下し、2戦合計スコア3-2で2010-11シーズン以来となる本戦出場を決めた。

 チョラクが60分に挙げたゴールが決勝点となったレンジャーズは、膨大な収入が約束されているグループステージへの進出を決め、25日の組み合わせ抽選会に臨む。

 スウェーデン1部のマルメFF(Malmo FF)に所属していた1年前、チョラクはレンジャーズとのチャンピオンズリーグ予選3回戦で2得点を挙げ、チームを勝利に導いていた。

 チョラクは英BTスポーツ(BT Sport)に「ピッチの上で涙を流した。とにかくうれしい瞬間だった。子どもの頃、ずっとこのレベルで戦いたいと思っていたし、ここに立つことができ素晴らしい気分」とコメントした。

 レンジャーズはこれで、宿敵セルティック(Celtic)と共にチャンピオンズリーグの本戦に臨むことになる。スコットランドの両雄が共にグループステージに進出するのは2007-08シーズン以来となる。

 FCコペンハーゲン(FC Copenhagen)はオーストラリア代表GKマシュー・ライアン(Mathew Ryan)が好セーブを連発し、トラブゾンスポル(Trabzonspor)と0-0で引き分けて2戦合計2-1で本戦に駒を進めた。

 また、ディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)はボードー/グリムト(FK Bodo/Glimt)を2-1で下して2戦合計2-2で90分を終えると、延長戦で2点を奪って同4-2で3季ぶりとなる本戦出場を決めた。(c)AFP