【8月22日 AFP】21日に行われた22-23フランス・リーグ1第3節では、全試合の合計でレッドカード9枚が飛び交う事態となり、前日も合わせると今節の退場者は計11人にも上った。

 アウェーでクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)と対戦した下位ニース(OGC Nice)は、2人の退場者を出して0-1で敗れた。

 ホームでスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)に1-3で敗れたアンジェSCO(Angers SCO)は10人で試合を終え、オセール(AJ Auxerre)が敵地でモンペリエ(Montpellier HSC)を2-1で下した試合では、両チームに2人ずつの退場者が出た。

 さらに、レンヌ(Stade Rennes FC)とアジャクシオ(Ajaccio AC)の一戦では、退場者が出て1人少なくなったホームのレンヌが2-1で勝利。この試合ではレンヌのベンチメンバーにもレッドカードが提示された。

 前日の20日にも、ホームでランス(RC Lens)に敗れたASモナコ(AS Monaco)のバンデルソン(Vanderson)が退場になり、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)はサミュエル・ジゴ(Samuel Gigot)を失いながらもナント(FC Nantes)を2-1で下した。

 サッカーのデータを扱うオプタ(Opta)によると、同一節で11枚のレッドカードが提示されるのは過去30年のリーグ1で最多だという。

 この週末にはリーグ2(2部)でも計7枚のレッドカードが出ており、このうち3枚はホームでルアーブルAC(Le Havre AC)に0-6と大敗したサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)の選手、2枚はラバル(Stade Lavallois)と引き分けたメッス(FC Metz)の選手となっている。(c)AFP/Jean DECOTTE