【8月20日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2022)は19日、第1ステージのチームタイムトライアル(ユトレヒトからユトレヒト、23.3キロメートル)が行われ、大会3連覇中のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が所属するチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)が優勝した。

 レースの行われたオランダを本拠地とするユンボは、平均時速56キロ以上のスピードで24分40秒のトップタイムを記録した。ベテラン選手のロベルト・ヘーシンク(Robert Gesink、オランダ)が隊列の先頭でゴールし、赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を獲得。優勝候補のログリッチは2番手でフィニッシュラインを通過した。

 イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)が13秒差で2位に続き、クイックステップ・アルファビニール(Quick-Step Alpha Vinyl)がさらに1秒差で3位に入った。

 今大会でイネオスのエースを務めるリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)は今ステージ前、来季から米国のEFエデュケーション・イージーポスト(EF Education-Easypost)に移籍することを発表した。(c)AFP