中国の女性インフルエンサーが保護種のサメを食べる 警察が捜査
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【8月19日 CNS】中国のショート動画SNS「抖音(Douyin)」で780万人のフォロワーがいる若い女性「堤子(Tizi)」がサメを料理して食べる動画を投稿し、警察が捜査する騒動に発展した。
「今日はこの体重50キロの巨大サメを料理します。食用に人工養殖されたものです」。7月に投稿されたビデオで、「提子」は海鮮市場で購入したという横たわるサメを見せた。そして大量の油や辣椒(トウガラシ)を使ってサメの肉を炒めてかぶりつき、他の人たちと一緒に食べ終えた。動画の左上隅には「食用の人工養殖」という表示がされていた。
この動画にはインターネットですぐに「サメを食べてもいいのか」「どうやって入手したのか」と批判がわき起こった。「提子」はマスコミの取材に「購入の際、サメの供給源が正規のルートであると売り主に何度も確認した」と説明したが、警察は7月末、食べられたサメが国家2級重点保護動物のホオジロザメと確認。実際に購入していた場合、絶滅のおそれのある野生動物に危害を加えること禁じた刑法第341条(5年以下の懲役)違反の可能性がある。「提子」のアカウントは現在、すべて削除さている。
関係者によると、このサメは福建省(Fujian)の沿岸部からインターネットで購入されたとみられ、警察は売り手側の関係者の捜査も進め、刑事責任を追及している。
中国のSNSでは近年、変わった食べ物を食べる「グルメインフルエンサー」を名乗るアカウントが増加。ユーザーの好奇心を引きつけ、一種の代替的な満足感を与えている。「提子」はこれまでにダチョウやカミツキガメ、ワニ、サンショウウオなどを食べる動画を投稿していた。(c)CNS/JCM/AFPBB News