【8月18日 CGTN Japanese】中国ジャイアントパンダ保護研究センターの17日付の発表によりますと、同センターのジャイアントパンダ「翠翠(Cui Cui)」がこのほど、四川省(Sichuan)臥龍神樹坪基地で体重270.4グラムの雌の赤ちゃんを出産しました。人工繁殖のパンダとして出生体重が史上最も重いパンダの赤ちゃんです。

 16歳の翠翠は今年3月に自然交配を終え、7月10日に減食や活動増大などの妊娠行動が見られ、8月5日午後9時39分に「重量級」の赤ちゃんを出産しました。ジャイアントパンダの「美茜(Mei Xi)」が昨年出産した赤ちゃんの出生体重249グラムを上回り、世界の記録上で最も出生体重の重いパンダの赤ちゃんとなりました。  

 翠翠の世話を担当する飼育士によりますと、翠翠は母性が非常に強く、赤ちゃんの世話が上手で、直近で出産したのは2018年のことでした。  

 ジャイアントパンダセンターではこれまでに新生パンダ11頭を預かっており、うち5組は双子です。8月末までにジャイアントパンダの赤ちゃんがさらに生まれる予定とのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News