【8月9日 CGTN Japanese】カナダにいたことがあるジャイアントパンダの「二順(Er Shun)」が8日、中国南西部の重慶動物園で双子の赤ちゃんを出産しました。

「二順」は2013年3月からカナダにいて、2020年11月に中国に帰りました。「二順」は今年3月、中国ジャイアントパンダ保護研究センターでジャイアントパンダの「青青」と自然交配を終え、重慶動物園で7月22日に雄の双子を出産しました。兄の誕生時の体重は132グラム、弟は91グラムだったとのことです。

 半月間の人工保育を経て、現在2頭の赤ちゃんの成長状況は良好で、大きさは手のひらに乗る程度で、ピンク色の肌にはまばらな綿毛が生えています。

 重慶動物園の職員によれば、同園は1960年代にジャイアントパンダの飼育を開始し、80年代にはジャイアントパンダの赤ちゃんの繁殖を始めていました。重慶動物園ではこれまでに、双子13組、三つ子1組を含む計30回のパンダの出産が行われており、現在は計21頭のパンダがいるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News