イネオス会長はマンUの「買い手候補」 広報が明かす
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【8月18日 AFP】英国の実業家で、英化学大手イネオス(Ineos)の会長を務めるジム・ラトクリフ(Jim Ratcliffe)氏の広報は17日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が売りに出されれば、同氏が「間違いなく買い手候補」になると述べた。
イネオス社は、エリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)新監督の下、悲惨なシーズンスタートを切ったユナイテッドがプレミアリーグの最下位に沈む中、同クラブの現オーナーであるグレーザー(Glazer)家が過半数に満たない株式の売却を検討しているという報道に反応した。
英紙タイムズ(Times)に対し同社広報は、英国一の億万長者と報じられるラトクリフ氏が、ユナイテッドの完全買収に向けた前段階として、少額株式の取得に向けて準備していると語った。
広報は「こういったことが可能なのであれば、彼は長期的な経営を視野に入れての協議に関心を寄せるだろう」と付け加えた。
2005年にレバレッジド・バイアウト(LBO)方式でユナイテッドを買収し、その結果クラブに多額の負債を負わせることになったグレーザー家は、老朽化していたオールド・トラフォード(Old Trafford)の改修や移籍金に投資した以上に経済的損失を出しているとして長く非難されてきた。
イネオスはフランス・リーグ1のニース(OGC Nice)やスイス2部リーグのローザンヌ・スポルト(Lausanne Sport)、自転車ロードレースの強豪イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers、旧チームスカイ<Team Sky>)をすでに保有しており、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のコンストラクターズ選手権王者であるメルセデスAMG(Mercedes AMG)のスポンサーも務めている。
ユナイテッドをめぐっては、世界一の富豪として知られる米国のイーロン・マスク(Elon Musk)氏が買収するとツイッター(Twitter)に投稿していたが、同氏は後に「ジョーク」だったと説明した。(c)AFP