【8月17日 AFP】(更新)富豪のイーロン・マスク(Elon Musk)氏(51)は16日夜、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を買収すると、ツイッター(Twitter)に投稿した。しかし翌日になって「スポーツチームを買うつもりはない」との新たなツイートを行い、「ジョーク」だったと説明した。

 電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)と宇宙開発大手スペースX(SpaceX)の最高経営責任者(CEO)であるマスク氏は、ソーシャルメディアにふざけて挑発的な投稿をすることで知られる。

 今回の発言は、米民主党、共和党の両方を支持するという自分のツイートに「それと、マンチェスター・ユナイテッドを買う。どういたしまして」とリプライしたもの。

 マンチェスター・ユナイテッドの時価総額は21億ドル(約2800億円)に上る。同クラブは30年ぶりのリーグ最下位となっており、オーナーのグレーザー(Glazer)家のマネジメントを批判するファンもいる。

 前日の「買収発表」ツイートには、数時間で50万以上の「いいね」が付いていた。

 同クラブを本気で買収するのかと質問を受けたマスク氏は「いや、これはツイッター上で長く続いているジョークだ。スポーツチームを買収するつもりはない」と明言。「でも、もしチームを買うことがあるならマンUだ。子どもの頃、好きだったクラブだ」と記した。

 マスク氏は先に、ツイッターの買収を発表したものの後に撤回。同社から提訴されている。(c)AFP