【8月14日 AFP】(更新)テニス、ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)は13日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第8シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)が5-7、6-3、6-2で第4シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)を破り、決勝進出を果たした。

 ホルカシュはスロースタートで第1セットを落としたが、試合を通じてウイナー47本、エース18本を記録すると、アンフォーストエラーの数は18本に抑え、今大会1セットしか落としていなかったルードに2時間強で逆転勝ちした。

 今大会は全試合でフルセットまでもつれているが、ホルカシュは「調子は良い。体力もある。ここまでは順調だ」とコメントし、体への影響は感じていないと話した。

 これまでツアー決勝には5度進出し、いずれも勝利している。今回が自身2度目となるマスターズ1000(ATP Masters 1000)決勝でも連勝を続けたいと意気込み、「とにかく力を尽くして戦いたい。そしてできる限りいい準備をしたい」と語った。

 決勝ではスペインのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta)と対戦する。カレーニョ・ブスタは同日、ダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)を7-5、6-7(7-9)、6-2で下した。

 カレーニョ・ブスタは自身初となるマスターズ1000での決勝進出で、ノーシード選手として2002年のギエルモ・カニャス(Guillermo Canas、アルゼンチン)以来の同大会制覇を目指す。(c)AFP