【8月13日 AFP】(更新)テニス、ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)は12日、男子シングルス準々決勝が行われ、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)準優勝のニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は6-7(4-7)、7-6(7-5)、1-6で大会第8シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に敗れ、連勝は9で止まった。

 前週のシティ・オープン(Citi Open 2022)で3年ぶりのツアー優勝を果たしたキリオスは、第3セットで失速する中で、足や腰、股関節を気にする場面もあり、試合後には「最後の方はもう力が残っていなかった。当然だと思う」とコメント。

「でも調子は良いし、自信を感じている。シンシナティ(Cincinnati、ウェスタン&サザンオープン<Western & Southern Open 2022>)まで3、4日ある。それをしっかりと利用して体を休め、回復したい」と前を向いた。

 一方のホルカシュは、マスターズ1000(ATP Masters 1000)で自身4度目の準決勝進出を果たした。次戦は第6シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を6-1、6-2で退けた第4シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と対戦する。

 もう一方の山では、ダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)がトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に1-6、6-3、6-4、パブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)がジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)に7-6(7-4)、6-1でそれぞれ勝利し、準決勝でぶつかることが決まった。(c)AFP