【8月13日 AFP】仏サッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」は12日、2022年の世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」の候補30人を発表した。昨年を含めて通算7度の受賞に輝くリオネル・メッシ(Lionel Messi)は落選した。

 35歳のメッシは2006年から毎回候補に名を連ね、2018年を除き2007年以降はいずれも最終候補3人に入っていた。しかし、FCバルセロナ(FC Barcelona)からパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に移籍した昨季の1年目は不振に終わり、その高い代償を支払う結果となった。

 メッシとともにPSGでプレーするネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)も選出を逃した中、通算5度の受賞を誇るマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)はノミネートされるなど、その他の候補はほぼ予想通りの顔ぶれとなった。

 最有力候補は、レアル・マドリード(Real Madrid)の通算14度目の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に貢献したフランス代表FWのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)。2021-22シーズンは公式戦46試合出場で44得点を挙げ、リーグ優勝も経験した。

 授賞式は、10月17日に仏パリで行われる。(c)AFP